Urban-Metal とは
1. Urban-Metal とは
廃IC基板を熱処理する事により、樹脂部とガラス繊維部を除去する。
その結果メタルとセラミックの混合物が得られる。
これを総称して我々はUrban-Metalと命名する。
このことはあくまで我々が勝手に命名したことである。
2. Urban-Metal の特徴
Ⅰ 主成分はメタルであるので比重が大きい。
その為、廃基板をそのままの形で運搬するより運搬効率が良い。
Ⅱ バーゼル条約(Basel Convention)をクリアーする事ができる。
Ⅲ メタルが均一に分散されるのでメタル濃度分析が容易になる。
3. Urban-Metal が必要な背景
廃基板をそのままの形で海外に運搬、すなわち輸出する場合は廃棄物の国境を越える
移動に関する国際基準であるバーゼル条約の基本主旨に反する。
アメリカ合衆国はまだバーゼル条約を批准していないが、
中国はすでにバーゼル条約に批准している。
バーゼル条約に批准している国と批准していない国家間は廃棄物の国境の移動は国際法で認められていない。
EPAの解釈は廃IC基板は有用メタルなので廃棄物ではないという解釈である。
しかしこの解釈は矛盾がある。なぜなら、家電やコンピューターに入っている基板は有害廃棄物なのでその取扱いは有害廃棄物の許可が必要である。
一方廃基板は有害廃棄物なので中国では搬入禁止物品にしてされている。
最近は中国に搬入が困難になって来たのでインドに搬出しているのが現状でる。
世界の良心を誇るアメリカとしては早晩バーゼル条約に批准する事になろう。
おそらく今まで上記の問題を解決する方法が無かったのでEPAも苦しい解釈で海外に廃基板が出ていくことを禁止できなかった。
しかし今我々はここにUrban-Metalを提案することにより全てが解決する。
4. Urban-Metal が生まれた歴史
15年前小泉がシコンアレーを見学した1985年に将来この大きな国アメリカでコンピューターに関わる仕事がしたいという漠然とした夢を持った。
当時はまさにパソコン時代が立ち上がろうとしている時代である。
そこで私は廃パソコンを回収するビジネスを思いついた。
しかし当時の私には人脈も仕事の実力もなかった。
無名の私がアメリカでビジネスをする為には準備が必要と考えた。
そこで会社を経営しながら大学院に戻り博士号を取得した。
さらに2008年それまで35年間経営してきた耐火物の廃棄物処理とリサイクルを業務にして来た会社を、東京に上場している大企業に売却した。
2008年にシカゴの廃棄物展を見学に来た時南開工業の中社長と知り合う。
そこで中村社長経由で今の大日向氏と出会う。
5. 新しい技術とビジネスモデスの確保
廃IC基板からレアメタルを回収するビジネスはすでに出来上がっている。
そこで新参者の我々が参入する為には新しいビジネスモデル と 新しいリサイクル技術が必要と考えた。
(5-1) 従来方法
従来回収されたIC基板はある程度に破砕されて、中国や海外の製錬工場に輸出されていた。
一部アメリカ国内でも製錬されている。
(5-2) 問題点
基板を破砕するのは運搬効率を上げる為で、品質の均一化まではいかない。
製錬工場で品質分析を行うのにサンプリングの公平が問題になる。
公平を図るため何遍もサンプリングして縮分するので、結果が出るのに長時間掛る。
またサンプリングは製錬工場に納品後行われるので、搬入業者には見えない。
6. 我々からの提案
現代はスピードの時代である。価格決定までに2ケ月強掛るのは異常である。
双方価格が決定しないのに暫定価格でビジネスをするのは一般的なビジネス形態ではない。
我々はこの2点を同時に解決する方法を提案できる。
それを解決するのがUrban-Metal である。
Urban-Metal は粉体なのでメタルの均一性の確保と分析が可能である。




